「カロリーゼロ」「カロリーオフ」
「糖質オフ」「低糖質」…など
コンビニでもスーパーマーケットでも
太らなそうな表示の目立つ商品が
たくさん並んでいますね。
どれもカロリーが低くて
糖質を含まないような印象ですが…
実際は違うんです(◎_◎;)
「カロリーゼロ」「糖質オフ」
などの食品表記は
健康増進法という法律による基準があり、
それぞれ一定の基準を満たしていれば
表記できるのです。
表記されているからといって、
その食品が全くカロリーや糖質を
含まないわけではないことは
知っておいてください。
「カロリーオフ」とは?
「カロリーオフ」とは、
食品100gあたり40kcal未満
飲料なら100mlあたり20kcal未満
と定められています。
…100mlあたり18kcalなら
「カロリーオフ」と表示されてるけど、
500mlペットボトル飲料の場合
(18kcal×5=90kcalですから)
1本あたり90kcalということ。
カロリーオフだけど90kcal…
多いのか少ないのか…微妙ですね。
「カロリーゼロ」とは?
「カロリーゼロ」とは、
食品100gあたり5kcal未満
飲料なら100mlあたり5kcal未満
と定められています。
「カロリーゼロ」と表示されていても
ゼロじゃないこともあるわけで…
例えば500mlペットボトル飲料の場合
100mlあたり4kcalなら「カロリーゼロ」
1本20kcalあっても
「カロリーゼロ」なんですね…。
「糖質オフ」とは?
「糖質オフ」には、
明確な表示基準がありません!
科学的根拠に基づいていれば、
販売者の責任において表示できるそうで…
比較対象食品に比べて
糖質が低減されてさえいれば
「糖質オフ」
「糖質○%オフ」と
表示できる ということですから、
含まれる糖質量は要チェック。
「糖質ゼロ」の場合
「糖質オフ」ではなくて
「糖質ゼロ」の商品の場合には
表示基準が定められています。
食品100gあたり(100mlあたり)
含有量が0.5g未満だと
「糖質ゼロ」表示できます。
…ま、含有量が完全に無ではなくても
「糖質ゼロ」「無糖」などの
表示ができるということですね。
*ちなみに、
「糖質ゼロ」と「糖類ゼロ」の
違いについても書いておきます。
「糖質ゼロ」の場合は
糖類(砂糖、果糖、ブドウ糖など)も
多糖類(オリゴ糖、でんぷんなど)も
糖アルコール(キシリトールなど)も
含みません。
しかし「糖類ゼロ」の場合、
砂糖やブドウ糖などは含みませんが、
糖アルコールの甘味料は
使われていたりします。
糖アルコールとは
キシリトール、エリスリトール、
マルチトール、ソルビトールなど。
人工甘味料は糖アルコールとは別で、
アスパルテーム、アセスルファムカリウム、
スクラロース、サッカリンなど。
糖質制限ダイエットでは
(糖質が血糖値を上げてしまうため)
食品に含まれる糖質を目安に制限しますが
エリスリトールと人工甘味料は
血糖値を上げないので
糖質量としてカウントしないそうです。
だから、人工甘味料を使ったものって
あんなにも甘いのに「糖類ゼロ」
!!!なんですね~!
まとめ
糖質やカロリーを含まない=「ゼロ」
糖質やカロリーが低い=「控えめ」
糖質やカロリーが低減された=「オフ」
…という「栄養強調表示」は、
食品の場合は100g あたりですし
飲料の場合は100mlあたりに含まれる
カロリーや糖質量のことです。
まとめとしては、
「ゼロはゼロではない」
「オフでも意外と含まれてる」と
覚えておくと良いかもしれません。
実際に含まれている糖質量は
商品の栄養成分表示で
しっかり確かめてくださいね。
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